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2020/06/13 22:20



D-plu-stock 秘蔵っ子の犬張り子。
江戸~明治期の時代のある張り子です。
黒っぽい子は中に玉が入っていて、ふるとコロコロと音がします。
素朴な感じの響きの音ですが、何とも心安らぐ優しい音色です。
犬張り子は安産や子育てのお守りとして大切にされてきたものです。
縮緬の結び布は綻びていて、経て来た時間の長さを物語っていますね。
それでも手描きの文様などは状態良く残っています。
あどけない表情にも愛着が湧きます。
白い子は少し時代が新しいようですが、どこか悟り顔が楽しく、時代ものの楽しみでもあるようです。