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2020/12/11 02:17
この子は12月に入ってからやって来た新入りです。
銀の目に金のリボンの金銀彩の白猫。
昭和の時代の品で、銀座陶雅堂の扱い品です。
陶雅堂は銀座の本通りにあった老舗の陶器店で、
閉店してからかれこれ半世紀になろうとしています。
かつては魯山人の作品も扱っていたと聞きますが、
汎用品や趣味の陶器の頒布会なども盛んに企画していた様子で、古いお宅で時折巡り会うことがあります。
陶磁器の普及にも貢献していたと言えるかも知れません。
真っ白な招き猫は、松本民芸の椅子の上、キリリとした銀の目で
店内を眺めています。
頼もしい存在です。